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FutureNet
FAシリーズ
FA-210編
4.ブロードキャストモード
4.1 ブロードキャスト通信
FA-210のブロードキャストモードを使い、コントローラからLAN上のすべて(3台)の装置にデータを同報送信します。なお装置側から発したデータはブロードキャストされて他の装置(2台)に渡りますが、コントローラ側のFA-210は送信のみで受信しません。
【 構成図 】
【 設定例 】
送信専用(コントローラ側)
main ip 192.168.10.1
main mask 255.255.255.0
rs 0 mode broadcast
rsport 0 connectaddress 192.168.10.255
rsport 0 connectport 5555
rsport 0 receiverelay off
送受信用(装置側)
main mask 255.255.255.0
rs 0 mode broadcast
rsport 0 connectaddress 192.168.10.255
rsport 0 connectport 5555
rsport 0 connecttrigger always
【 設定例解説 】
送信専用(コントローラ側)
main mask 255.255.255.0
IPアドレスとマスクビットを設定します。
ブロードキャストモードに設定します。
rsport 0 connectport 5555
ブロードキャストする宛先アドレスとUDPポート番号を指定します。
UDPポート番号は、宛先であると同時に送信元ポート番号としても使用されます。
UDPをオープンするタイミングは初期値(RS-232からデータ受信時)とします。
ブロードキャストの受信は行いません。
送受信用(装置側)
main mask 255.255.255.0
装置毎に、それぞれIPアドレス192.168.10.2、192.168.10.3、192.168.10.4、及びマスクビットを設定します。
ブロードキャストモードに設定します。
rsport 0 connectport 5555
ブロードキャストする宛先アドレスとUDPポート番号を指定します。
UDPポート番号は、送信先、及び受信のポート番号としても使用されますので、送受信する相手どうし皆同じに設定します。
ブロードキャスト受信は初期値で有効になっています。
電源投入と共にUDPをオープンし、いつでもブロードキャストを受信できるようにしておきます。