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FutureNet
ASシリーズ
インターネット接続編
1.オンデマンド接続
1.1 LANから発信
AS-250のLAN側を拠点とするPCから、通信データが発生したときだけ、随時インターネット接続して送受信を行う例です。インターネット接続は無通信の状態が180秒続くか、もしくは最長300秒で自動的に切断されるようにします。
【対象機種】AS-250/F-SC、AS-250/F-KO、AS-250/S、AS-250/KL、AS-250/X
【 構成図 】
【 設定例 】
main ip 192.168.100.1
main mask 255.255.255.0
rsport 0 lcpkeepalive on
rsport 0 inactivitytimer 180
rsport 0 forcedtimeout 300
domain 0 example testid testpass 0.0.0.0/0 0.0.0.0
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
【 設定例解説 】
main ip 192.168.100.1
main mask 255.255.255.0
LANインタフェースのIPアドレスを設定します。
APN(AS-250/Xの場合はドメイン名)、ユーザID、パスワード、宛先ネットワークアドレス、WAN側IPアドレス(AS-250/Xの場合はメトリック)を設定します。
宛先ネットワークアドレスは、インターネット接続の場合0.0.0.0/0と指定します。 これで全ての異なるネットワーク向けパケットがWAN側への送信対象となります。
WAN側IPアドレスは、予め指定されたIP アドレスをIPCP で通知する場合に指定します。通知しない場合は0.0.0.0とします。
AS-250/Xの場合は、”domain 0 au-net.ne.jp au au 0.0.0.0/0 1″のように入力します。
IPマスカレードの設定を行います。
DNSリレーを有効にします。
PPP無通信切断タイマを180秒に設定します。
PPP接続から300秒経過したら強制切断します。(AS-250/Xでは設定できません)