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FutureNet
ASシリーズ
インターネット接続編
1.オンデマンド接続
1.2 SMSによる発信
AS-250のLAN側にIPカメラを設置し、センターからIPカメラの画像を閲覧したいときは、携帯電話からAS-250の電話番号にSMSを送信してインターネットに接続するよう要求します。PPP接続するとAS-250はグローバルIPアドレス(動的割り当て)をSMSで返信するので、センターからはそのIPアドレスを指定してIPカメラにアクセスします。画像閲覧後しばらく無通信の状態が続くと自動的にPPPは切断されるようにします。
【対象機種】AS-250/F-SC、AS-250/F-KO、AS-250/S
【 構成図 】
【 設定例 】
rsport 0 lcpkeepalive on
rsport 0 inactivitytimer 300
rsport 0 forcedtimeout 600
domain 0 mopera.net dummy dummy 0.0.0.0/0 0.0.0.0
nat 0 192.168.254.9 tcp www ipcp 0
nat 47 * * * ipcp 0
dnsrelay activate on
sms command on
sms peer 0 09012349876 on
【 設定例解説 】
APN、ユーザID、パスワード、宛先ネットワークアドレス、WAN側IPアドレスを設定します。
宛先ネットワークアドレスは、インターネット接続の場合0.0.0.0/0と指定します。 これで全ての異なるネットワーク向けパケットがWAN側への送信対象となります。
WAN側IPアドレスは、予め指定されたIP アドレスをIPCP で通知する場合に指定します。通知しない場合は0.0.0.0とします。
nat 47 * * * ipcp 0
センターからWAN側80番ポートへのアクセスは、IPカメラ(192.168.254.9)80番ポートにつなぎます。その他はすべてWAN側にアクセスさせます。
DNSリレーを有効にします。
rsport 0 forcedtimeout 600
PPP無通信切断タイマを300秒に設定します。無通信にならない場合も最長10分でPPPを強制切断します。
sms command on
sms peer 0 09012349876 on
SMS送受信を許可する端末の電話番号を登録し、結果の通知を有効にします。
09012349876 からSMS着信があるとSMS本文の接続コマンド等を実行し、PPP接続して割り当てられたIPアドレスをSMSで返信します。